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2018年5月

この写真を見ながらこの頃のモスクワの町を思い出しています。レトロな建物や車、ノスタルジックな風景。昔の旧ソ連の町並みはもう再現できないだろう。美少女ユーリアの素朴なイメージがレトロな町並みに良く似合っている。今思うとあの頃のモスクワが懐かしく良き時代だったように思う。計画停電の中薄暗い部屋での撮影...手持ちのストロボで撮影したことも多かった。今このようなノスタルジーを感じさせる写真はもう撮ることが出来ない。ユーリアの初期の作品の良さは不朽の名作と我ながら自負している。手前味噌で恐縮です。この写真は今手がけている作品の中のひとコマです。グレーのタートルネックのセーターに黒のコートを着て白い息を吐きながら『ドーブルウートラ(おはようございます)』と笑顔で挨拶するユーリア。ホテルの前に集合してこれからモスクワ郊外の別荘へと向かいます。